Introduction

想いは、言葉にしなければ伝わらない ――

本作は、いじっぱりで素直になれない娘と口下手で不器用な父との葛藤、絆、そして家族の愛を描いた物語。昨年のお蔵出し映画祭2015にて、共感の涙を一身に浴び、グランプリ&観客賞のW受賞を飾った。

主演は、小西真奈美。つかこうへい演出の舞台「寝盗られ宗介」でデビュー後、02年に映画『阿弥陀堂だより』にてブルーリボン新人賞、日本アカデミー賞新人賞など多数受賞し、演技力に定評のある存在となる。本作では、悩み、葛藤するさくらを熱演している。また、さくらの夫・真には、吉沢悠。一番近くでさくらを見守り、彼女の良き理解者である真を好演。そして、さくらの父・辰夫には、名優・石橋蓮司。寡黙で一見近寄りがたい反面、娘の幸せを願う辰夫を演じている。ほか、真の母に原日出子、角替和枝、柄本時生など個性派キャストが揃う。

メガホンをとったのは、『捨てがたき人々』『木屋町DARUMA』など、様々な視点で人間ドラマを描き続けている榊󠄀英雄監督。本作は脚本も手掛け、自身の父との思いをしたためたオリジナル作品。最近ではテレビドラマ「まかない荘」(名古屋テレビ)、「侠飯~おとこめし~」(テレビ東京)の監督も務める。

また、主題歌「Maria」を歌うのは、シンガー・ソングライターの榊󠄀いずみ。ヒット曲「失格」「永遠のパズル」は長く愛聴され、17年にはデビュー25周年を迎える。夫でもある榊󠄀監督映画作品のサウンドトラックも手掛け、幅広い音楽活動を続けている。

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